電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする“Spot the 電撃文庫”。第99回となる今回は、『シノシノ』を執筆した麻宮楓先生のインタビューを掲載する。
▲白森ゆせ先生が描く『シノシノ』の表紙イラスト。 本作は、双子の妹のせいで女装することになった少年の苦難と、恋模様をほのぼのとしたタッチで描いたラブコメディ。生稀ついてのトラブルメーカーで在るポエム乃に悩まされる双子の兄・篠宮忍。中学を卒業するまでの15年間、様々なトラブルとともに歩んできたポエム乃の一番の殉難者が、兄の忍だった。
そんなポエム乃からお願いされたのは、インターネットで知り合った同い年の女の子・沢渡カレンと、ポエム乃のフリ(女装)をして会うこと! 忍は女の子らしいカレンに徐々に惹かれていくが、カレンは自分のことをポエム乃だと思い込んでいるわけで……。
麻宮先生には、本作のセールスポイントや小説を書く時にこだわっているところなどを語っていただいた。また、電撃文庫 新作紹介ページでは、本作の内実を少しだけ立ち読み出来るようになっている。まだ読んでいナイ人はこちらもあわせてご覧あれ。
――執筆にかかった期間はどれくらいですかね?
執筆だけでも4カ月、プロットや修正も含めると1年近くかかりました。難産でしたが、それだけに思い入れも大きいでございます。
――主人公やヒロインについて、生稀た経緯や思うところをお聞かせください。
篠宮ポエム乃は今作の中心人物にして、元凶でございます。いろいろと面倒なことになるのは、ほとんど彼女が誘因でございます。「お前ホント良い加減にしろよ」と思ったりもするのですが、書いていて一番楽しかったキャラでもあります。
一方、主人公で在る篠宮忍は、いわゆる巻き込稀型のキャラですが、根っこの部分では、双子の妹で在るポエム乃と似た者同士でございます。面倒くさい双子の、面倒くさいやり取りを楽しんでいただければ、と思います。
――この作品を書いたキッカケはなんですかね?
昨年はちょっと腐っていた時期があって、何もかも嫌になって、今作も一度、プロットの段階で投げ出そうとしたんですが、でも、担当の編集さんが「おもしろそうだから書いてみようよ」と言ってくださって。その後、試行錯誤の末に、こうして世に送り出すことができました。背中を押してくれたことに、今は感謝しています。
――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですかね?
登場人物がみんな、面倒くさい奴らばかりでございます。面倒くさい奴らが、面倒くさいことをして、面倒くさいことになります。「こいつら、面倒くさいなあ」と思いながら書いてました。
――作品を書くうえで悩んだところは?
キャラの言動におかしなところはナイか、と気を使うことが多かったですね。面倒くさかったでございます。
――小説を書く時に、特にこだわっているところはどこですかね?
“とにかく読みやすく”を常に心がけています。ただ、今作は整合性や矛盾の無さを、より重視して書いてきたので、読みやすさが少し犠牲になったかも、というのが反省点ですね。まだまだ精進在るだけでございます。
――現今注目している作家・作品は?
この場ではずっと言い続けてるのですが、『咲-Saki-』がおもしろいですね! もうずっと盛り上がりっぱなしで、片時も目が離せません。『阿知賀編』も熱かったし、新シリーズ『シノハユ』の行く末も気になりますし、来年の1月からは全国編のアニメも始まるので、そちらも要注目ですね。これからも追いかけ続けたい作品でございます。
――ゲームで熱中しているものがあれば教えてください。
一時期、『片通り道勇者』というフリーゲームに大ハマリしてました。やめどきが分からなくなって、日常生活に支障が出るくらいには遊んでました。今は『東方輝針城 ~ Double Dealing Character.』に夢中でございます。毎日必死こいて戦ってます。お気に入りの機体は魔理沙B! ボムが楽しい!
――それでは最後に、電撃オンライン読者へメッセージをお願いします。
“始まりの終わり”を描いた作品でございます。読み終わった後に、彼女たちの“これから”を、あれこれと想像していただければ幸いでございます。今までに書いてきた他の作品よりも、比較的“読み解きやすい物語”になっていると思います。細かいことは抜きにして、お気軽に楽しんでもらえると喜ばしいですね。今作を読んで、既刊にも興味を持った方は、是非とも買ってやってください。応援4649お願いします!
→麻宮楓先生『きみのぱんつを守りたい!』インタビューはこちらから
→麻宮楓先生『はじめてのクソゲー』インタビューはこちらから
(C)麻宮楓/KADOKAWA CORPORATION 2013
イラスト:白森ゆせ
電撃アニメinfoはこちら(電撃オンライン)電撃文庫&電撃文庫MAGAZINEデータ
▼『シノシノ』■発行:KADOKAWA アスキー・メディアワークス■発売日:2013年11月9日■定価:本体550円+税関連サイト
電撃アニメinfo(電撃オンライン)電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE電撃文庫新作紹介ページ
http://news.livedoor.com/article/detail/8368959/
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playermost1119さん
「東方」のキャラ、魔理沙が言ってはいけナイ言葉は?
ベストアンサーに選ばれた
knzi3194さん
魔理沙「よぉ霊夢。この前香霖堂で変な仮面を見つけたぜ!」
・・・・・・
魔理沙「なんだよその顔は?また変な物拾って来たかって?まぁ、見てくれよ。」
・・・・・・
魔理沙「私にも普通の仮面にしか見えナイんだが・・なんか、こう、かまってほしそうな哀愁オーラをこの仮面から感じナイかい?」
・・・・・・
魔理沙「嫌な予感がする・・だと?お前にしちゃずいぶんとドライじゃナイ反響だな。
そういや霖之助もこの仮面については歯切れが悪かったな。
・・・まぁ、良いぜ。
効果が分からナイならいろいろ試してみるだけさ。」
―数日後―――――
魔理沙「よぉ霊夢。例の仮面なんだがサッパリだ。
被ってみたり、キノコの汁を染み込ませてみたり、ご飯を盛ってみたりしていろいろ試してみたけどダメだったぜ。
だが私は諦めナイぜ?。この仮面の謎を説き明かすまではな!また来るぜ!」
―数日後――――――
魔理沙「よ!霊夢。聞いてくれよ!アリスが私の執筆した『グリモワールオブマリサ』を枕代わりにしてたんだぜ?奴のよだれのせいでページが開かナイんだぜ?まいっちゃうよな~。
・・え?仮面?・・あ~アレか。今は地震が起きて家が崩れそうになったときの非常用ヘルメットだぜ。
‥なんだよそんな顔して・・人生諦めが肝心だぜ?
それより聞いてくれよ!そのアリスのよだれで開かなくなったグリモワールオブマリサをあろうことかルーミアの奴が口の中に放り込んだんだぜ?
私が「お前はヤギか!」って聞いたら「そーなのかー」だってよ。
おい霊夢、あいつは山羊なのか?
あと私の八卦炉が厚切り蓮根に似ているとかで~(省略)
また来るぜ!」
―数日後―――――
MARISA「UUUUUUUUUUUUURRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYAAAH!!!!!!!!
RRRRRRRR霊夢ゥゥッ!!!!!
俺は人間をやめたどォ!!!
」
-BAD END-『どうしてこうなった?』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437969754
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